二十三やさんにいちころ。つげ櫛を京都の老舗で。

ごきげんよう。

あこがれのつげ櫛は
京都旅行ではじめて
買いました。

下調べをして、
地図にたくさん印をつけて、
いろいろなお店をいっぱい見て

その中から一生もののつげ櫛を
高校生の娘と自分に買おうと
楽しみにしていました。

四条の駅で降りて
まず二十三やさんに。

老舗の雰囲気があって
親子とも髪と身なりを整えてから
入りました。

お店にはいろいろな櫛が並んでて
とてもきれいでした。

「今日は下見ですが
シンプルなつげのとき櫛がほしい」

とお話したら髪の長いお店の方が
やわらかな京ことばで
説明してくださいました。

つげ櫛はもちろん良いけれど、
いろいろな木の櫛があって、
それぞれの風合いがあること。

つげ櫛も
国産は確かにとてもよいけど
輸入のものもよいこと。

螺鈿(らでん)や彫りなど、
いろいろな飾りがあること。
などなど。

それぞれにすてきで
どれにしようかあちこちに
目移りします。

つげ櫛だけでなく
アンズなど
いろいろな木の櫛があって
意外でした。

色や風合いがそれぞれ違って
おもしろかったです。

娘の髪を見て、

「これはいかがですか?」
と、
国産つげの荒めの歯を勧められました。

細かい繊細な歯に目がいく娘に、

「細かな歯はきれいなつやがでるけど
あなたの髪はとても長くて
少しうねりがあるから、
これで毎日とかすのはたいへん。

一度荒めの櫛でとかしてからなら
とても良いけど
毎日はたいへんでは」

と、美しい京ことばで話しながら
両方で娘の髪をやさしくとかして
みせてくださいました。

娘も手渡された二本を自分でためして
納得していました。

お勧めは
国産の中くらいのお値段のもの。

一生ものにと、
親心で
その一つお高いものにしようと
手に取ったところ、

はじめの櫛で娘の髪を
やさしくときながら、

「お嬢さんには
これがいいと思います。

もっと大きくなったら
髪形をかえるかもしれないでしょう?

パーマもかけるかもしれないし。
そのときまた
その髪にあった櫛を選ばれたら
いかがでしょう?」

なるほどと、
私も腑に落ちました。

決めかけましたが、
せっかくの京都。

せっかくたくさん
有名な老舗の櫛やさんがあるので、

来たばかりだから
少し見て回ってから決めようと
娘に話しましたが、
これにする、
と全く揺るぎませんでした。

櫛だけでなく、
すてきなお店の方も
好きになったようでした。

お風呂上りの濡れた髪には
使わないこと。

など、お手入れも教わりました。

家にもう一本、
高校生の息子から娘への
京都土産のセット櫛がある話をしたら、

「その櫛も大事にしてあげてくださいね。
だんだんつやがでてきますよ。
よかったらこれにつけてください」

と、椿油の小さなケースをくださいました。

話の流れもありましたが、
よそで買ったものを大事にしてね、
とかわいいお土産まで。

そこここで
京都の老舗の懐の深さを感じて、
つげ櫛も、
お店の方も、
二十三やさんも、
京都のまちも
好きになったお買い物でした

追記

つげ櫛に魅せられて、
ケースを作りはじめました。
よろしければ、ご覧下さい。

写真をクリックしていただくと、
ショップに飛びます。

つげ櫛ケースや ショップページ

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つげ櫛ケースから櫛を出し入れする様子です。
(上) 縦型 縦に出し入れ
(下) 横型 横に出し入れ

https://youtu.be/QIT33WsCO_4

https://youtu.be/0F6Hk7HPbHE

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